リフォームとリノベーションの違いは？ | BLOG | リフォームを和歌山市で行うT・CRAFTヤマトシ株式会社 ｜ 自社施工

リフォームとリノベーションの違いについて知っていますか？

家の改修をしようと検索していると「リフォーム」と「リノベーション」という言葉を見かけますよね。
なんとなく両方とも”家を改修・修理する”という意味で、”「リフォーム」という人と「リノベーション」という人がいるだけで同じ意味”と思われている方も多いのではないでしょうか。実はこの２つには異なる意味があります。
今回は、知っているようで知らない「リフォーム」と「リノベーション」の違いについて解説します。

リフォームは英語では「reform」と書き、日本語に訳すと改善・改良という意味があります。
老朽化した建築物を新築に近い状態に戻すことを指します。
通常、リフォームは小規模であり、特定の部分を修復またはアップグレードすることが一般的で、具体的な部屋を綺麗な元の状態にすることが目的であり、大規模な変更を伴わないことが多いです。
※数回にわたる打ち合わせが必要です。

リノベーションの特徴

01.マイナスからゼロの状態に戻す
壁紙を張り替える、システムキッチンを交換するといったデザイン性を伴わない性能・機能の更新がメインとなるのがリフォームの特徴です。間取りは気に入っているけれど経年劣化した部分を新築当初の状態に戻し、長く快適に住める家にします。

02.工期が短め
リフォームする箇所や内容にもよりますが、短いものなら半日～1日、長い場合でも1か月程度で終わる場合がほとんどです。
リフォーム内容は設備の交換や機能回復といった表面的な工事が多く、住みながら工事が出来る場合も多いです。
ライフスタイルを大きく変えることがないのでストレスが生まれず、手軽に依頼できるのがメリットですね。

03.完成がイメージしやすい
リフォームは基本構造を変えないので完成後の状態をイメージすることが簡単です。
今までの家がお気に入りで雰囲気を残したい！という場合は、大きな工事をしないリフォームがおすすめです。

リノベーションは英語で「renovation」と書き、日本語に訳すと修復・刷新です。
リノベーションは、建物全体を根本的に改良し、新しい機能やデザインを導入し、既存のものよりも価値を高めることを指します。
これは建物全体を対象に大規模な変更が行われることが一般的です。
リノベーションは、建物の老朽化や機能的な不足を解消し、現代の住環境に合わせることを目的としています。

例えば、古いアパートをモダンな住宅に変える、中古住宅を購入して、間取りや配管を工夫することで自分好みの家にしたり、家族の増減などで暮らしやすい住まいに作り替えたりなど。
リノベーションは時間がかかり、専門的なプランニングやデザインが必要ですが、古い住宅に新しい価値を生み出すことが期待されます！

「都市部に住みたいけど、新築マンションや土地の購入には手が出せない…」という場合でも、中古マンションであれば購入の検討がしやすく、それに伴って“老朽化した専有部をリノベーション(リノベ)して住まう”という選択肢が広まってきており、近年ではSDGsの観点から“古いものを壊して新しく作り直す”という、日本で古くから根付いてきた「新築至上主義」が見直されるようになってきて、リノベーション(リノベ)が注目を集めています。

リノベーションの特徴

1.生活スタイルに合わせて自由に設計可能

リノベーションではライフスタイルなどの暮らしに合わせた住宅改修が可能です。 例えば子どもが目が届きやすい住空間に間取りを変更したり、収納機能の向上や、家事導線が良いキッチンを作ったり、趣味を楽しむ空間を設けたりなど、そのバリエーションは様々です。

2.物件の選択肢が豊富

中古マンションや中古住宅を改修するリノベーションは、新築物件などより選べるエリアと物件数が多いのも魅力です。 人気のエリアなどは土地が無いというケースも多いのですが、中古物件や築古物件などをリノベーションで住みよく作り変えるという選択肢を増やす事で希望のエリアに住みやすいです。

3.新築を立てるよりお得

新築物件は「新築」というだけで、高めの価格設定がされることも珍しくありません。 結婚や転職など、ライフステージの変化と重なることの多いお住まい選びは、なるべく抑えたいですよね。きれいで暮らしやすい、自分好みの物件に住みたい方に、リノベーションはピッタリです。

築年数や希望の修繕・改修規模などによって、リフォームとリノベーション、どちらが向いているかは様々です。
ですが、どちらが向いているのかを検討する項目をご紹介いたしますので、ご自身がどちらが向いているか検討してみて下さい！

リノベーションが向いている場合

・築年数が古い
・住居全体のデザイン・間取りを一新させたい
・住居の全体的な老朽が目立つ
・間取りや動線をもっと機能的に変更したい
 住宅を全体的に修繕したい場合には、リノベーションがオススメです。

リフォームが向いている場合

・築年数は浅い
・キッチンや浴室、フローリングなど気になる箇所だけを交換したい
・費用はなるべく安く抑えたい
・必要なものだけ最新の設備に整えたい
 「間取りは気に入っているけど、この設備があればもっと便利だな」など、部分的に改善したい場合にリフォームがオススメです。

費用は小規模な改修から大規模な改修まで、様々なものがあります。
そのため、工事にかかる費用も改修の内容によって大きく変わります。例えばリノベーションの費用に関わることを大きく分けると、物件の購入費・リノベーション工事費・引越しなどの3つに分かれます。リフォーム・リノベーションの金額の内訳など、費用に関する詳しい内容はお気軽にご相談下さい。

今回はリフォームとリノベーションの違いについてご紹介させていただきました。

リフォームとリノベーション、一見似ているようで意外と違う部分が多いです。現在お住まいのお家で、「ここを修理したいけど、間取りから変更できたらもっといいのに...」「この先、子供が独り立ちしたら間取りを変えたい！」などのご希望がある方は、リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか？きっと、今よりも暮らしやすいライフスタイルが楽しめるはずです。

ヤマトシではお客様目線に立ったリノベーション・リフォームをご提供しています。

また、お客様一人ひとりのご希望に合わせ、立地や住環境を加味した住まい探しもサポートしているほか、リノベーションにおいても、確かなデザイン力と技術力でお値段以上のお住まいをご提供しています。

リフォーム・リノベーションをご検討されている方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。